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2007年 12月07日掲載

高崎哲学堂に行きました

別荘のようなデザインの、焦げ茶色の木造建物の外観

庭園と建物を見学

12月のボランティア自主企画勉強会は、高崎哲学堂の庭園と建物の見学でした。高崎駅から徒歩で数分の距離にあり、アントニン・レーモンド氏の設計による建物の知名度も高く、うっそうと緑の繁る庭は外からも目立ちますが、意外に訪れる機会の少ない所です。
敷地内に入ったところ。少し緊張気味の参加者たち

平日でしたが、特別見学会

高崎哲学堂は、原則として平日は閉館しています。土日でも見学できるのは催事のあるときだけです。今回は特別に見学させていただきました。もともと個人宅(井上房一郎氏)であっただけに、公共の場所の見学とは違う雰囲気で、参加者も最初は少し緊張気味でした。
竹林の庭

個性溢れる東西融和

庭も建物も、たいへん個性的で、魅力的で、美しいものでした。文化を大切に、しかし文化に縛られず、西洋と東洋を融和させたセンスと遊び心は見事でした。お庭は、いくつかのテーマの違うパートから成っていて、どれも比較的わかりやすく勉強になりました。
枝を切られたケヤキの大木が青空にそびえている

都市に残された緑

歴史を思わせるケヤキの大木が3本ありました。しかし、枝を大きく切り落とされていました。近隣に高層建物が増えてきたため、境界を越えて伸びる枝が問題となったようです。一時は伐採論まで出たそうですが、枝を切ることで生存を確保できたそうです。
低い木を囲んで談笑する数人

いにしえ忍ぶ庭

庭内には、オーソドックスな庭木もたくさんありますが、あまり見かけないような草木もありました。葉の表面に花を咲かせる木や、ニッキの香りの香ばしい木をご案内いただいて、興味深く観賞しました。
樹木の他にも、ひなびた茶室や珍しい井戸や苔むした石の器などがあり、朽ちかけたものもあって、風情を感じます。
4枚の組み写真。ペンダント型照明、土間と庭、造り付け家具、四角い煙突の薪ストーブ

見飽きることのない建物と家具の工夫

庭との関係で建物についても学ぼうという企画でしたが、建物だけでも貴重な教材でした。建物、家具、道具に凝らされた工夫とアイデアは、築後50年以上経った現在でも、新しさを感じさせます。

身近にある貴重な文化に学ぶ

現代は忙しい時代ですから、古い文化を見直す機会になかなか恵まれません。しかし、新しいことを始めるとき、時間の止まった文化の懐に答えが潜んでいるかもしれません。

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