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2007年 11月05日掲載

染料植物園見学会レポート

入り口で掲示板を眺める3人のボランティア

高崎染料植物園は、染色を体験学習できる施設

2007年11月1日、午後、緑化フェアのサテライト会場の1つである、高崎染料植物園に行きました。 かつて高崎小紋など染色文化の栄えた地域らしく、植物から抽出する天然染料について学ぶ施設です。駐車場の端に立つ掲示板には、染料植物園で開催する染色などのワークショプや展示・催し物の案内が貼り出されています。
森の散策路で、樹木を見上げる数人のボランティア

観音山の自然が溢れる散策路を歩いて

高崎染料植物園は、町の中心から車で10分ほどの近距離ですが、緑深い観音山にあります。広い駐車場から植物園の敷地までは、森の散策路を数分ほど歩きます。まちなかの建物からも観音山の緑はいつも見えていますが、実際に散策してみると、そのネーチャー度の高さに驚かされます。
展示ウィンドウに並んだ、たくさんの染色見本の展示を見学する10人ほどのボランティア

植物園スタッフの歓迎を受けて見学するボランティア

あらかじめ染料植物園に花と緑のボランティアが見学に行くとお知らせしてあったので、染料植物園のスタッフの皆さんに出迎えられ、展示場をご案内いただき、展示品の解説をしていただきました。染色も、機織りも、県内外のレベルの高い作品を見せていただきました。展示中の自然染色の色の多様さと微妙さは感動的でした。
4枚の組み写真、藍を発酵させる窯、指先に藍色が付着したゴム手袋、たくさん並んだ黒い長靴、木の枝や皮や実など染料の材料

藍の発酵窯と作業実習場を見学

緑色の藍の若葉を発酵させて、藍色の染料を作る窯を、蓋を開けて見せていただきました。窯の底にはヒーターが設置され、1年中、20度の温度を保つようになっているそうです。かなり強い臭いがしました。 染料は、木、木の根、皮、実、その他、さまざまな材料から作られるそうです。また、加える金属によって、さらに色が変化するそうです。沈んだ色には鉄、明るい色にはアルミニウムが使われることが多いようです。
緑の熱帯植物の葉が繁り、赤や黄色の花が咲く熱帯温室を見学する数人のボランティア

熱帯植物を育てている温室

南方の染料や布の材料を研究するための施設です。八重山諸島くらいの気候を作り出しているため、少し蒸し暑く、メガネを掛けた人たちのガラスが雲っていました。展示室で見せていただいた芭蕉布の材料となるバナナの木もありました。めずらしい植物ばかりなので、歓声も聞かれました。
樹木の植わった屋外で、お話している植物園スタッフとボランティアたち

高崎染料植物園は過ごすだけでも快適な場所

高崎染料植物園は、染料文化や染色作業を学べる施設としても素晴らしいですが、いろいろな植物が植えられた緑いっぱいの庭は公園のように広く、観音山の地形を利用した段差のある庭なので、見ていても、歩いても、過ごしても、心地よい場所でした。
建物に入館するには、100円の入館料が必要です。お庭の散策は無料です。駐車場から少し距離があります。車いすの方は、施設にお問い合わせください。

染料植物園の電話:027-328-6808
染料植物園の住所:〒370-0865 群馬県高崎市寺尾町2302番地11
染料植物園ホームページへ(外部リンク、新しいウィンドウが開きます)

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