草取りボランティアの始まりは
2007年1月27日(土)に開催された、花と緑のボランティア交流会で、参加者から、活動提案が出されました。「やれるところから始めましょうよ、たとえば草取りとか」と。すぐに何人かが賛成の意見や経験談を話しました。実行委員会のスタッフは、その声に答え、大急ぎで手はずを整えてくださいました。そして、翌週末の2月4日(日)に、第1回草取り隊が出動したのです。(写真撮影:2007年2月4日)

根強く継続し、育っている草取り活動
それ以降、毎月、最終日曜日に、草取り活動をしています。他にもいくつかのボランティア活動が進行していますが、草取り活動は、ボランティア活動の背骨のような存在になってきている感があります。おそらく、それは、だれでも参加できる活動内容であることと、がむしゃらに草むしりするのではなく、楽しく一緒に活動することを大切にしていることが、好感されているからでしょう。同時に、街をきれいにしたい、何か役に立ちたい、という気持ちが、市民に広まってきているからであるようにも感じられます。
緑のコミュニケーションというテーマと草取り活動
草取りボランティアは、活動中、普段とは違う人たちと出会うことになります。ボランティア仲間も増えてきましたし、街の人や通行人とも接点が多いためです。初対面の仲間と、おしゃべりしながら草むしりします。街ゆく人に「何してるんですか?」と声を掛けられ、「私たちは緑化フェアのボランティアで・・・」と答える機会が増えてきました。お店の人に「ご苦労さま」と励まされることもあります。草取り活動は、意識しなくても、活動のメインテーマである「緑のコミュニケーション」を実現する活動になっているのです。
草取り隊は新たな活動の苗床です
草取り活動をしていると、花のなくなったプランターや花壇が寂しく感じられます。そこで、花壇に花を植えようという活動が生まれました。また、草をとっても、水をやらなければ、お花が枯れてしまいます。そこで、水やり活動もできないか、検討が始まっています。
水やり活動のハードル
プランターや花壇は、街のどこにでもあります。ところが、水を得られる場所は限られています。水は重いので、緑化フェアセンターや公園など公共施設から、街の真ん中まで、大量の水を運ぶことは、草取りのように簡単にはできません。もし、まちなかで、お水を提供してくださる会社や商店が現れたら、水やり活動の企画に拍車がかかることでしょう。しかし、水は無料ではないので、頼みにくいという問題があります。でも、これも、コミュニケーション努力で、潜在的協力者に伝えていこうとしています。
広げよう緑のコミュニケーション
大切なことは、できることから小さな行動を起こし、なぜそうするかを多くの人に言葉で伝え、大きな共通認識を育てていくことです。そして、都市に住む人、都市で働く人、都市を訪れる人、都市に関係する人らが、ゆるやかに結ばれて、それぞれに貢献し、街を美しく維持する文化を共有することが、草と取り活動の目指す目標です。